住宅配線の「外部逃げ(スリーブ逃げ)」作業に必要なスリーブを切り出す作業をご紹介します。

住宅の建築を行う中で初期の方で行う電気工事の作業で「外部逃げ(スリーブ逃げ)」という作業があります。外壁が張られてしまう前に、換気扇やエアコン設置用のスリーブなど、内部と外部を通しておくためのスリーブを入れておく必要があります。

今回はその外部逃げの材料となるスリーブを切り出す作業をご紹介します。


(1)「高速カッター」を準備


画像の道具は「高速カッター」といいます。材料を素早くきれいに切り出すための道具で、いわゆる“電動ノコギリ”のようなものです。外部逃げの材料を準備する際には、この高速カッターを使って材料の切り出しを行います。


(2)換気扇スリーブの材料「ライト管」を準備


こちらの画像の長いパイプのようなものが「ライト管」というもので、換気扇スリーブの材料となるものです。今回設置する換気扇の穴の寸法が100パイ(直径100cm)ですので、100パイのライト管を使います。一般住宅の換気扇のスリーブは100パイを使うことが多いです。


(3)切り出す長さに印をつけます。


次に、外壁の厚さに合わせて、切り出す長さに印をつけていきます。今回は200mmで印をつけています。


(4)高速カッターの台の上に乗せ、固定金具で固定します。

ライト管に印をつけたら、いよいよ切り出していきます。高速カッターの台の上に乗せ、固定金具で固定をします。


(5)切り出します。


ケガをしないように、注意しながら切り出していきます。綺麗に切り出すコツとしましては、ライト管を回しながら切っていくと仕上がりが綺麗になります。
ライト管を回さずにカッターを一気に下に降ろすように切ると、仕上がりがギザギザになったり、割れて欠けてしまうこともあります。


(6)綺麗に切り出すことが出来ました。


切り出したライト管がこちらになります。割れたり欠けたりせず、綺麗に切り出すことが出来ました。



スリーブの切り出し作業が完了致しました。

  • 100パイ・200mmのライト管 × 3個 (換気扇用)
  • 150パイ・200mmのライト管 × 1個 (システムキッチン換気扇用)
  • 75パイ・150mmのエアコンスリーブ × 5個

エアコンスリーブに関しましては、エアコンの隠蔽配管をご希望のお客様の物件の場合は切り出す必要がない場合もあります。以上の流れで材料の準備をしておき、作業スタッフは外部逃げ作業に臨みます。