住宅配線工事で使用する材料・略して「電材」をご紹介!

前回は、配線工事に使用する“電線”類をご紹介しました。
電線は太さや種類が様々あり、用途によって使い分けることをご説明しました。

配線工事では、電線を伸ばす以外にもいろんな細かい作業があります。
今回は、配線工事時にキレイに電線を伸ばすための材料をご紹介致します。




こちらの写真の材料は“ステップル”といいます。
配線作業のときは、建物はいわゆる“骨組み”の状態です。
その状態のところに電線をはわし、配線していくのですが、その際にこのステップルを使って這わせた電線を柱などに打ち付けて固定します。
ステップルを使うと電線をしかっり伸ばすことができ、電線の無駄使いをふせぐことができ、最短距離で電気を通すことが出来ます。

配線時の電線はあとで見えなくなる部分ですが、しっかりとした電気屋さんはステップルをたくみに使い、とてもキレイに仕上げています。





こちらはみなさんも見たことがあるかと思います。
“ビニールテープ”ですね。
配線工事では、束になった電線をまとめるのに使ったりします。
電線の先端に巻いて電線の保護・感電の防止に使うこともあります。
ビニールテープは電気工事において必需品のひとつです。





この黒い箱のようなものは“センサー付きボックス”といいます。
コンセントやスイッチなどを設置する場所に取り付けます。
コンセントやスイッチを設置しやすくするのと、電線を保護する目的で取り付けます。

なぜ“センサー付き”というかと言いますと、
配線工事が完了した後、ボードを壁面に張っていきますので、このボックスの位置は見えなってしまいます。
しかし、このボックスにはセンサーがついていますので、機械を使って調べることにより、どこにボックスが設置されているのかがわかります。






こちらは“差込コネクター”といいます。
電線を差し込んで、電線同士をつなぐ役割をします。
建物内に電線をはわせた後、そのはわせた電線をつなぐ結線作業のときに使います。

接続できる電線の本数によって、色分けされています。
手のひらにのっているのは、
・赤→2
・オレンジ色→4  
です。





この透明な箱は、プリンの空き箱ではありません(笑)
“ジョイントボックス”といます。
差込コネクターを使って結線した電線にかぶせて保護します。
結線箇所は熱をもつことがありますので、電線が断熱材などにふれて火災の原因にならないようにします。





こちらは「外部逃げ」の作業でも使いました。
“CD管”といいます。
電話の線や、インターネットのLANケーブルなどは、このCD管を伸ばしておいてあとから配線できるようにするパターンが多いです。
建築時にはこのCD管を伸ばして線の“通り道”だけ作っておき、
あとで電話屋さんやインターネット業者さんに線を通してもらうことができます。

後になってからインターネットの線を引きたくなったり、もしくは今使っている部屋の電話線が必要なくなったときなど、対応できるようになります。






最後に紹介するのは“ジャバラ”といいます。
換気扇から吸い込んだ空気を外へと逃がす通り道の役割を持ちます。
写真では1メートルぐらいの長さですが、ある程度くねくね曲げたり、長さを伸ばすことができ、最大で4~5メートルぐらい伸ばせます!

以上が配線作業で使用する材料になります。
これらの材料を作業者に積み込み、作業スタッフは配線作業に出かけます。