お役立ちコラム

地震が起きたときの電気・電化製品で注意するべきこと

地震 電気 電化製品 注意点

皆さまの住む地域で災害はいつ起こるかわかりません。地震や台風などの被害により停電や断水などが起きることもあります。その際に、注意するべきことは知っていますか?地震はとても怖いですが、最も怖いのが地震による火災です。その火災を防ぐために、電気機器においてするべきことを知っておきましょう。そして、危険回避を第一に、万が一のときにも備えておきましょう。

地震でぐらっときたらすぐにすべきこと

通電火災の恐怖

 
 ・火災につながる恐れのある器具のプラグを抜く
 ・避難するときはブレーカーを「切」に
 ・切れた電線には絶対に触らない

阪神・淡路大震災では、神戸市内そして、避難をする際に家を離れるときは、必ずブレーカーを落としましょう。通電火災が起こる可能性があるからです。通電火災とは、大規模な地震などに伴う停電が復旧し、通電が再開される際に発生する火災のことです。この火災が注目されたのは、1995年の1月に発生した阪神・淡路大震災の時でした。神戸市内で157件の建物火災が発生しましたが、原因が特定できた55件の火災のうち、35件は電気による火災で、うち33件は通電火災によるものでした。地震発生とともに出火したならすぐに対処できる場合もありますが、避難し無人になった室内から出火した場合、消火が遅れ、散乱した室内の状況と合わさり、あっという間に火が広がってしまうのです。そこで、通電火災を防ぐために、避難する前にブレーカーを落とす必要があるのです。しかし、地震が起き、停電になってしまうと、様々な恐怖の中、冷静な判断ができなくなります。そこで、そんなときに備えて、感震ブレーカーがとても便利です!感震ブレーカーが搭載されていると、震度5以上の地震が起きた際、感震ブレーカーが信号を送り、主幹ブレーカーを強制遮断してくれ、電源をストップしてくれます。避難時にブレーカーを切り忘れても、感震ブレーカーにお任せでき、安心して避難することができます。


地震 電気 電化製品 注意点

電気は早い復旧が期待できます

阪神・淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災、熊本地震と、ここ約20年間の間に起こった震災時には、電気・ガス・水道などに大きな影響を与えました。災害が起きたとき、水道やガスもある中で、電気は早い復旧が期待できます。阪神・淡路大震災での復旧までの日数を見ると、電気:約6日、ガス:約70日、水道:80日となっていました。新潟中越地震でも、電気:約2日、ガス:約40日、水道:約20日となっており、電気が水道・ガスよりもかなり早く復旧していることが分かります。もちろん、復旧日数は、地域によってバラバラですので、必ずしも電気が一番早く復旧するとは限りません。

太陽光発電・電気自動車・蓄電池があれば停電時も電気を使えます

太陽光発電やEV(電気自動車)があれば、「自立運転」に切り替えるだけで、突然の災害で長時間停電になったときも電気を使うことができます。この場合、多くの電力を使うことはできませんが、電力の小さい機器なら十分に使うことができます。例えば、冷蔵庫、電気ポット、炊飯器はほとんどの機種を使うことができます。
使用できる機器は、冷蔵庫、電気ポット、炊飯器で、携帯の充電でも使用することができます。使用できない機器は、ルームエアコン、オーブンレンジ、デスクトップパソコンなどです。あらかじめ、覚えておきましょう。

もしものときのIH・エコキュートのこと


地震 電気 電化製品 注意点

エコキュートは、停電前にしておくことは特にありません。1日の使用分のお湯を電気代が安い深夜のうちに貯めてくれるので、電気使用量のピーク時に停電が起きたときにでもお湯を使うことができます。しかし、タンク内のお湯が無くなった場合や、集合住宅などでポンプで給水をしている場合は、お湯が出てきません。また、停電中のタンクの沸き上げや風呂自動、追い炊きもすることができません。


地震 電気 電化製品 注意点

IHクッキングヒーターは、停電中に使用することはできません。停電すると、主電源が入っていた場合、主電源が切れてしまうからです。地震の場合は、ラジエントヒーターの発火に注意しましょう。IHクッキングヒーターは、火を使わないため、火災のリスクは低くなります。

しかし、ラジエントヒーターは使用中に紙などの燃えやすいものが落ちると、発火してしまうので、注意が必要です。復旧後は、自動的に電源は入りません。周囲の安全を確認した上、主電源を入れましょう。また、タイマー調理やグリル調理中に停電してしまった場合、加熱は停止されます。設定も解除されていますので、再度設定が必要になります。

まとめ

いかがでしたか?阪神・淡路大震災に注目され、感震ブレーカーを設置された方が増えてきました。しかし、まだまだ普及があまり進まないのが現状です。一つの備えで火災を防ぐことができます。
大地震の発生に備えましょう。また、その他にも、突然の停電に役立つ懐中電灯やラジオを分かりやすい場所に置いておきましょう。また、使用する乾電池も使用しなくても消耗していきます。定期的に電池も点検しておきましょう。


でんきと暮らしアドバイザー

山下 佳菜

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