白熱電球・LED電球の温度変化の違いを比べてみました!
電球には、白熱電球・LED電球・電球型蛍光灯があります。その中でも、「LED電球は熱をもたない」とよく聞きますが、それは本当なのでしょうか?照明真下の温度は何度くらいあるのでしょうか?白熱電球は、LED電球と比べると熱くなるのでしょうか?2種類の電球の温度の変化をひたすら検証してみました。
まずは、検証の準備から行います!


段ボールを開けたまま縦にし、その中に温度計を置きます。温度計の下に台を置き、離れすぎているライトとの距離を30㎝程度に設定します。そして、表面から温度がどうなっているかを見るために、透明のラップをかぶせ、段ボール内を密閉します。このような状態で検証を開始します。

当たり前ですが、人生で初めてする検証に、わくわくしております!


準備バッチリです!白熱電球はオレンジ色の光で、LED電球は白色の光です。



部屋の電気を消して・・・スタートです!



10分後
白熱電球が、開始から10分にして、1.5度も上昇しました! LED電球は、温度変化がありません。

20分後
20分が経過し、白熱電球の方がさらに0.5℃上昇しました。このまま30℃まで上がったりして・・・



30分後

40分後
白熱電球の方は、しばらく22.0℃をキープしています。LEDの方は、何の変化もありません。

50分後
おや!?
白熱電球が、さらに0.5℃上り、22.5℃になりました!



60分後

120分後



180分後

※こちらを真似した検証による事故・怪我などについては一切責任を負いかねますので、ご了承の程宜しくお願い致します。
今回の検証のまとめ
今回、白熱電球とLED電球の温度の違いを検証してみて、大きな温度の差はありませんでしたが、LED電球よりも白熱電球の方が2.5℃温度が高いことが分かりました。 材料に段ボールを使用しているため、燃えないかを心配していましたが、ずっと目の前で注意深く見張りながらの検証でしたので、大丈夫でした。 検証後は、白熱電球の方は、照明器具自体がとても熱くなっていました。しかしLEDの照明器具の方は、一切熱くなっておらず、素手で触れるほどでした。 この検証をして分かったことは、LEDは熱を持たないということ、白熱電球は器具自体が熱くなりやすいということです。電球自体が熱くなりにくいLEDは、虫が寄ってこないので、照明器具に溜まる虫でお悩みの方にとっては、嬉しいですよね。 今回、手作りの段ボール箱での検証で、白熱電球とLED電球では2.5℃の差がでましたが、気密性の高いお家や、ダウンライトがたくさんある部屋の場合だと、白熱電球はさらに温度が上がり、二つの電球の温度はかなりの差が出るのではないかと思います。LEDの特性を目で確かめることができた検証となり大満足でした。
※こちらは、弊社が行った検証結果についてまとめた記事です。 環境・状況・使用するものの種類によっては、結果が異なる場合もあります。