エアコンの洗浄をする前と後の温度の違いを比べてみました!
暑かった夏が終わろうとしています。2017年の夏は、たくさんエアコンを使用されましたか?エアコンは、使えば使うほど汚れが溜まります。汚れが溜まると、エアコンの効きが悪くなります。ですが、エアコンを洗浄することで、循環効率が上がり、電気代を削減できるという情報を耳にしたことがありました。果たして、それは本当なのでしょうか? 今回は、エアコンを洗浄する前の風吹き出し口前の温度と、市販のスプレーで洗浄をした後の風吹き出し口の温度を計測して、どのくらい変化があるのかを比べてみました!

用意したものは、温度・湿度計、バケツ、エアコンの洗浄スプレーです。
こちらが今回検証するエアコンです。


それでは早速検証を始めます!エアコンのスイッチを入れます。

エアコンの設定温度は、一番低い16℃に設定します。



運転を5分間行い、その後、温度・湿度計を3分間かざしました。洗浄をする前は11℃ありました。


洗浄スタート!

まずは、グリルを取り外しました。この部分は、2箇所または3箇所で固定されています。マイナスドライバーでカバーを取り外しました。

続いて、フィルターを取り外しました。こちらのフィルターは、洗浄液を使って、ブラシで軽く洗いました。



それでは、こちらの熱交換器部分に、洗浄スプレーを吹きかけていきます!

今回使用する洗浄スプレーは、こちらのものを使用します!

シュー!!!!スプレーを一気にかけていきます!



洗浄を始めると、ドレンホースから、黒い水が出てきました。



どんどん黒い汚れが出てきました! これにて、洗浄は完了です。
それでは、エアコンを付けて、温度が下がったかを確かめてみましょう!


洗浄前と同様、16℃設定で5分間運転した後、3分間温度・湿度計をかざしました。
すると・・・7.5℃まで下がっていました!

検証を終えて・・・
エアコン洗浄スプレーを使っての掃除をやってみて、実際に、温度が3.5℃も下がってびっくりしました。出てくる風も、なんとなくスッキリとした心地よい風に感じます。もっと長く使用していて今までに洗浄をしたことがないエアコンだと、もっと差が出ることが予想されます。 エアコンの内部やフィルターに汚れが溜まると、冷房・暖房効率が悪くなり、余計な電力がかかってしまいます。エアコンクリーニングは、最低1万円はかかってしまいますので、市販のスプレー洗浄はお手軽でいいなと思いました。 次回は、もっと型が古く、汚れているエアコンを洗浄して、洗浄前・洗浄後の温度を比べてみたいと思います!お楽しみに!

※こちらは、弊社が行った検証結果についてまとめた記事です。 環境・状況・使用するものの種類によっては、結果が異なる場合もあります。