お役立ちコラム

エアコンの霜取りやその他の機能について知ろう!


これから寒い冬に突入しますね。エアコンの暖房機能を使用しているうちに、気が付くと「運転が止まる」「運転開始時の立ち上がりが遅い」などを経験されたときはありませんか?運転が開始されるまでの間、寒い思いをしなければならないし、エアコンが故障したのではないかと慌ててしまいますよね。しかし、この動作はエアコンを使用する上で必ず起こる現象なのです!意外と知らないエアコンの秘密について見ていきましょう。

冷蔵庫の「霜取り」とは?

エアコンを使用中に急に寒くなってきたと思い確認すると、運転ランプが点滅して温風が停止していることはありませんか?しばらく時間が経つとまた運転が再開されたので、安心はしたけれども、ま頻繁にこんなことが起きると、”故障かな・・・?”と思う方が多いかと思います。
実は、エアコンの暖房運転中に、運転が停止するのは、ほとんどの場合、「霜取り運転」を行っているだけです。「霜取り運転」とは、室外機の熱交換器についた霜を溶かしている動作のことです。
エアコンが暖房運転をしているとき、外にある室外機は、屋外に冷たい空気を吹き出します。この時室外機の中にある、熱交換器が冷たくなるため、空気中にある水蒸気が結露して凍り、霜がつきます。そのため、一時的に室外機の熱交換器を温めるため、「霜取り運転」が開始されるのです。


霜取り運転中は温風が止まります。

■霜取り運転とは?

冷房の運転時のしくみ



  1. 室外機から室内機に液体の状態で冷媒ガスが送られます
  2. 室内機の熱交換器で冷媒ガスが蒸発し熱交換器を冷やします
  3. 室内機のファンで熱交換器に風を送り、熱交換器で熱を奪われた冷たい風が吹き出します
  4. 蒸発し気体になった冷媒ガスが室外機に戻っていきます。
  5. 室外機の圧縮機によって冷媒ガスが圧縮されます
  6. 圧縮され高温になった冷媒ガスは室外機の熱交換器で凝縮されて熱を放出します
  7. 室外機の膨張弁(ガスの圧力を調整する弁)を通過すると冷媒ガスは液体になります
  8. 再度、室外機から室内機に液体の状態で冷媒ガスが送られます

⇒冷たい風が出る

暖房の運転時のしくみ



  1. 室外機の熱交換器で、外気の熱エネルギーを冷媒ガスに汲み上げます
  2. 室外機の圧縮機によって冷媒ガスが圧縮されます
  3. 圧縮され高温になった冷媒ガスが室内機に送られます
  4. 室内機に送られた冷媒ガスは、熱交換器で凝縮されて熱を放出します
  5. 室内機のファンで熱交換器に風を送り、熱交換器で熱を与えられた暖かい風が吹き出します
  6. 室内で熱を放出した冷媒ガスが室外機に戻ってきます
  7. 室外機の膨張弁(ガスの圧力を調整する弁)を通過すると冷媒ガスは液体になります
  8. 再度、室外機の熱交換器で、外気の熱エネルギーを冷媒ガスに汲み上げます

⇒暖かい風が出る

■霜取り運転はどんな時に起こりやすい?

  • 極端に寒い日
  • 大雪の日

霜取り運転をさせないためには?

  • 設定温度を低めにする
  • 外気温との差を減らし、早く温められるようにする
  • フィルターの掃除をこまめにする
  • 室外機のまわりにスペースを作る

霜取りを早くしたいからといって、室外機にお湯をかけるのは、霜がとれるので効果はあります。しかし。本体の中に水が侵入したり、不純物が含まれた水でフィンを痛めてしまい、故障の原因になります。霜が自然にとれるのを待つのが一番よいでしょう。
その他の方法として、気温が低くても正常に動くように設定されている寒冷地エアコンに思い切って交換したり、室外機を高い位置に設置することで、直接雪に触れるのを防止し、霜を防ぐことができます。

霜取り運転と故障とを見極めるには?

運転ランプの点滅で、10~15分後に運転を再開するようであれば、「霜取り運転」の可能性が高めです。エアコンは、ガスを循環させて、室内機と室外機間で熱交換をし、風を出す機械です。夏場に冷房を運転する場合は、室外機では熱風が吹き出し、冬場に暖房を運転する場合は、室外機で冷風が吹き出しています。そのため、雪が降るようなとても気温が低い日に長い時間暖房を運転した場合は、室外機に霜がびっしりとついて、運転が止まってしまうのです。


こうなってしまった場合、霜を溶かさなければエアコンを運転できないので、霜を溶かすために室内機の風を停止し、室外機に熱を送る霜取り運転を開始するのです。

まとめ

いかがでしたか?
冬場にエアコンがしばらく止まってしまうと、一気に5~6度下がってしまうので、寒い思いをしなくてはいけないため、辛いですよね。ましてや極寒の日ならば、なおさらです。他の暖房器具を予備として備えておいてもいいかもしれません。エアコン一本で過ごす場合は、思い切って、寒冷地用エアコンや高台に設置するなどの工夫をしてみてもいいかもしれません。
冬場に急にエアコンが止まった際は、スイッチが付いているかどうかを確認し、20分程度は運転が再開されるのを待ってみましょう。それでも動く気配がない場合は、故障の可能性が高いので、一度点検をされることをおすすめします。


でんきと暮らしアドバイザー

山下 佳菜

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