トースター内の焦げを落とす方法をいろいろ試してみました!
皆さまのご家庭では、トースターは使用されていますか?トースターは、パンを焼いたりお餅を焼いたりとちょっとしたものを焼くのにぴったりな家電製品ですよね。 毎日お使いの方も多いかと思いますが、使うごとに焦げや汚れが付き、”いつの間にか焦げて汚れていた!”なんてことはないですか?トースターが熱いまま、内側の拭き掃除をすると、火傷をすることもあるので、冷めるまで待っているうちに掃除を忘れてしまうこともあったり・・・。 気づいた頃には固まって取れなくなっていたり、パンくずなどが狭い隙間に入り込んで焦げてしまったりし、その繰り返しで焦げや臭いの原因を作ってしまいます。 そこで、トースターの焦げをとるためにいくつかの方法を検証してみました。

今回検証に使用するのは、こちらのトースターです。10年以上前から愛用しているというたまこさん。トースターの外面から見ても、汚れている様子が分かります。こちらを綺麗にしていきます!

今回用意したのは、トースターとこの3セットのアイテムたちです。
- 水+アルミホイル
- 食器用洗剤+食器用スポンジ
- 酢+食器用スポンジ




こちらの3パターンを選択した理由についてですが・・・ 『アルミホイル』は、水につけると、科学反応を起こし、金属イオンを放出します。この金属イオンが、ガスコンロの汚れをとってくれると聞いたことがありました。そこで、トースターにこびり付く焦げもとれるのではないかと思い、こちらを選択しました。 『洗剤』は、ありきたりではありますが、汚れを落とす定番かつ代表なので、選択しました。 『お酢』は、焦げ付いた鍋にお酢を入れ、沸騰させると焦げがとれるという情報を聞いたことがありました。そこで、トースターの焦げにも、お酢が効くのではないかと思い、選択しました。 それでは、どの方法が一番汚れが落ちると思いますか?予想してみましょう!!

みなさんそれぞれバラバラの意見が出ました。実際のところどうなのでしょうか・・・?
検証スタート!

まずは、掃除をしやすいように、網を取り外していきます。手前に引くと簡単に取り外すことができました。(焦げが飛び散る可能性があるので、新聞紙を厚めに敷きました。)

検証結果を分かりやすく見ることができよう、一番綺麗になったかを比較しやすくするため、色で区切りました。トースターの蓋を開けると、このようにかなり汚れていました・・・。
①水+アルミホイル
まずは、水+アルミホイルでの検証から行います。

アルミホイルを丸くし、表面のギザギザを使って、焦げ・汚れを落としていきます。

少しこすると・・・赤丸で囲った部分は茶色の汚れがこびりついていましたが、綺麗に落とすことができました。

アルミホイルの方には汚れがびっしりと付着しています。


落ちてきた汚れを、タオルで拭き取ります。さて、どのくらい汚れが落ちたのでしょうか・・・。結果は後半で!
②洗剤+スポンジ
続いては、洗剤+スポンジにて検証していきます。

食器を洗う時のように、スポンジに少し洗剤を垂らして・・・

スポンジの表面・裏面をゴシゴシとこすっていきます。

酢+スポンジ
最後は、酢+スポンジです。 すっぱ~い臭いがして、汚れが落ちそう!と思いましたが・・・

なかなか思った程は汚れが落ちませんでした。

結果発表
<全体図>

検証が終わりました!各部位を見てみると、洗剤+スポンジで擦ったところが一番汚れがとれました。2番目は酢+スポンジでしょうか?3つの中で一番汚れがとれにくかったのは、水+アルミホイルでした。
<ふた>

<全体図>

掃除をする前の画像と比べても、一目瞭然です!奥の部分は掃除しにくかったため、手前のふたの内側はしっかりと擦ることができ、汚れもある程度とれました。
<受け皿>

また、一番汚れがひどかった、受け皿ですが、洗剤+スポンジではなかなか落ちなかったため、洗剤+アルミホイルで磨いたところ、その方が汚れが落ちました。しかし、焦げ付いてから何年も経過しているせいか、固くなっている部分の焦げはさすがにとりきれませんでした。

まとめ
今回の検証の結果、洗剤+スポンジが一番汚れが落ちやすいことが判明しました。最近の食器用洗剤は、威力がすごいんですね!また、しつこい焦げ付きには、アルミホイルのデコボコした部分によってとることができるので、洗剤+アルミホイル+スポンジが一番いいのではないかと思いました。残念だったのがお酢です。焦げには、お酢が効くと聞いたことがありましたので、お酢で擦りましたが、効果はイマイチでした。お酢で効果があるのは、鍋を沸騰させた場合だけなのかもしれません。 時間が経つと、こびりついた汚れはとれにくくなるので、こまめなお手入れが大切なのだと思いました。

※こちらは、弊社が行った検証結果についてまとめた記事です。 環境・状況・使用するものの種類によっては、結果が異なる場合もあります。