お役立ちコラム

エアコンの水漏れ・異音・臭いは故障?買い替え時期とは?

エアコンを使用していて、突然不具合が出たことはありませんか?特に、エアコンは、暑い夏場に使用することが多いため、効かなくなると、とても困りますよね。
エアコンの寿命は何年かご存知ですか?どの家電製品もそうですが、エアコンも寿命が大体10年と言われています。10年経っていなくて不具合が出たときに、修理をするべきなのか、買い換えるべきなのか迷ってしまいますよね。今回は、エアコンの寿命と買い替えを判断するときのポイントをおさえました。

 よくあるエアコンの非常事態 

  • 異音
  • 臭い
  • 冷えない・暖まらない
  • 操作ができない
  • 水漏れ

異音

エアコンから異音がする、急に大きな音がするようになった時は、室内機の送風ファンの故障や室外機のコンプレッサーの故障の可能性があります。しかし、音の種類によって、原因が違います。

  • キュルキュル

エアコンの室内ファンモーターのベアリングの故障や、ファンに埃やカビが詰まり、それが原因でファンがバランスを崩している可能性があります。ファンモーターの不具合から、キーンという耳鳴りのような高い音がすることもあります。

  • カラカラ

エアコンのファンに埃がついてファンがまわるときに当たって音がする、ファンの軸のずれ、モーターの故障、ベアリングのオイル不足が考えられます。

  • コンコン

室内機の排水が逆流する際に発生する音です。マンションなどで、密閉が高いと起きやすく、換気窓を少し開けると音が消えます。

  • ポコポコ

室内と室外の気圧に差がある状態です。ドレンホース(排水ホース)から空気が入った時に聞こえる音です。 強風の時にや換気扇をつけている時、気密性の高いマンションなどではよくあります。この場合は故障ではありません。

  • ミシッ

エアコン内部にある金属製の熱交換器が温まったり冷えたりすると、膨張したり収縮したりし、その時に音が聞こえることがあります。運転していない時でも起こります。故障ではありません。

  • ウォンウォン

モーターの振動が抑えられていない機種に出やすい音です。モーター自体から、音がする場合と、家の構造体に振動が伝わり、聞こえる場合があります。

「シュー」と水の流れる音や「ボコボコ」といった音は、冷媒が流れる音またはドレンアップ機構がドレン水をかき出す音です。運転開始時などに聞こえる場合がありますが、故障ではありません。

臭い

エアコンの風が臭う主な原因は、エアコン内部に発生したカビ菌によるものです。何故、カビが発生するのかというと、冷房運転時のエアコンは、室内の室内の暖かい空気を吸って、冷たい空気を吐き出しています。そのため、エアコン内部に結露が発生しやすく、その水分とホコリなどの汚れが結合し、カビ菌が繁殖してしまうのです。
エアコンからのあの嫌な臭いは、送風とともに室内に吐き出されたカビの胞子の臭いです。また、カビ菌以外にも、キッチンからの油分を含んだ水蒸気や、食品の臭いを吸い込むことで臭いがする場合や、たばこの煙、汗などが臭いの原因になっている場合もあります。
これらの臭いの発生は、こまめにフィルター掃除などをすることで、ある程度は防ぐことができますが、フィルターの奥のファンや熱交換器周りにカビや汚れが付着している場合には、専門業者による室内機のクリーニングをする必要があります。

冷えない・暖まらない

エアコンが冷えない原因のまとめ

  • エアコンの冷房能力と部屋の広さが合っていない

エアコンには、能力が決まっており、冷やせる範囲が限られています。買うときに、部屋の畳数を見てエアコンを購入しますが、畳数だけでは、エアコンの能力と合わないことがあります。部屋が木造住宅か鉄筋住宅か、角部屋か最上階などで、同じ畳数でも物足りないことがあります。購入する際、交換する際は、畳数だけでは選ぶのは危険です。ワンランク上のエアコンも検討してみましょう。

  • エアコンがホコリで詰まっている(フィルターの目詰まり)

エアコンの内部にホコリが詰まっていると冷えない場合があります。エアコンは、フィルターやファンが風の通り道となっています。このフィルターやファンにホコリが詰まっていると、当然、風が出にくくなります。そのため、冷たい風が出ず、部屋が冷えない状態になってしまいます。フィルターの掃除は、ご自身でお手軽にすることができます。”最近掃除していないな”思ったら、ぜひ掃除しましょう。

  • 室外機の周りが塞がれている

室外機の周りに物が置いてあると、熱が室外機から排出されません。空気の流れが悪くなり、冷えなくなってしまうこともあります。よくあるのが、室外機の上に、鉢植えやバケツやホースなどを、室外機のまわりに置いているケースです。まわりにものを置くことで、室外機の動作効率を悪くする場合があります。

  • 室外機に直射日光が当たっている

室外機に直射日光が当たっていると、熱が逃がしにくくなります。また、地面に反射した太陽の光に照らされていると、そのまわりはとても温度が高くなってしまいます。熱が逃げないと、エアコンも冷えなくなります。また、冷えたとしても、直射日光が当たることで余計な力を使うため、余計な電気代がかかってしまう場合もあります。室外機に直射日光が当たっている場合は、日陰に移動させることもおすすめです。また、すだれなどの高さのある塀や壁を作ることで、日陰を作ることができます。また、室外機の専用カバーも販売されています。しかし、種類によっては、逆に熱がこもる場合もあります。カバーを購入する際は、ちゃんとしたものを選びましょう。


太陽光 パワーダウン

  • エアコンのガス漏れ

エアコンのガスが漏れていると、冷えなくなります。エアコンは、部屋を冷やすためにガスを利用しています。ガス漏れを起こすことで、冷えなくなります。
エアコンのガス漏れには、「エアコン本体のガス漏れ」と、「室外機のガス漏れ」の2パターンがあります。エアコン本体のガス漏れの場合は、熱交換器に霜が付いています。熱交換器とは、エアコン内部にある、鉄製のギザギザした部分のことです。室外機のガス漏れの場合は、室内機から出ている細いパイプに霜が付いています。


エアコンのガス漏れ

        エアコン室外機のガス漏れ

ガス漏れを発見した場合は、

  1. ガスを回収する
  2. 配管接続部分を外す
  3. 銅管を切断する
  4. フレア加工する
  5. 配管を接続する
  6. フレアを加工する
  7. ガスを注入する

このような手順で行っていきます。しかし、これは、簡単に出来るものではありません。配管を切るといっても切る位置もありますし フレア加工といってもフレア加工の道具も必要です。ガスの注入も特別なガスが必要になります。
エアコンの専門業者に託しましょう。

操作ができない

電源が入らない、風向や温度の調節ができない、冷暖房の切り替えができないなど、エアコンの操作ができない場合には、エアコン本体に不具合が起きている場合と、リモコンに不具合が起きている場合があるので、以下を確認しましょう。

  • エアコンの元電源は入っていますか?
  • ブレーカーが落ちていませんか? ヒューズが切れていませんか?

元電源、ブレーカーを入れて下さい。ヒューズを交換して下さい。

水漏れ

冷房時に室内機から水が漏れる場合は、まずドレンホースから水が出ているかどうか確認しましょう。水が出ていない場合は、ドレンホース上に障害物が置かれていないかどうか確認します。それでも解決しない場合は、ドレンホースの中(排水経路)の詰まり、折れ曲がりなどの可能性があるので、修理が必要となります。
エアコンのドレン水が排水されている場合は、室内機のエアフィルターの汚れによって、内部の結露水が吹き出し口から漏れている場合があります。その場合は、フィルターの手入れが必要です。

原因①ドレンホースの詰まり


エアコン室内機 ドレンホース 壁

エアコンの水漏れの原因で、一番多いのが、ドレンホースの詰まりです。エアコン室内機から発生するドレン水とともに、部屋のホコリや汚れも一緒に流れていきます。それらが、ドレンホースのどこかで溜まり、詰まってしまうことがあります。そうすると、水の流れがせき止められ、エアコン室内機まで逆流し、水漏れを起こしてしまうのです。
ご自宅で、掃除機やドレンホースクリーナーなどを使い、綺麗にできるので、ぜひ、やってみましょう。詰まってしまっている原因が、虫やホコリであれば、排出口側から吸い出せば、詰まりが解消します。ドレンホースの汚れがあまりにもひどい場合や、掃除しても解消しない場合は、エアコンクリーニングが最適です。エアコンクリーニングでは、ドレンホース以外のお掃除も可能です。

原因②パイプのテープの破れ


エアコン室内機 エアコン室外機 パイプ

エアコンの室外機が、エアコンの位置よりも高い位置にある場合、エアコンと室外機を結ぶパイプのテープが破れていたりすると、その部分から水が侵入し、水漏れが起こってしまう可能性があります。エアコンとドレンホースを結ぶパイプの表面に巻いてある、テープを張り直す必要があります。

原因③ドレンホースの引き回しの不具合


エアコン室内機 ドレンホース

ドレンホースの引き回しの不具合で、エアコンから出される排水が流れず、水漏れが起きてしまう場合があります。ドレンホースに水が溜まらないように、勾配を付けて設置する必要があります。

まとめ

いかがでしたか?
猛暑の季節は、エアコンが効かないと、とても焦りますよね。エアコンの故障は、身体の不快感はもちろん、気持ちまで沈んでしまいますね。
エアコンの不具合にはいくつかパターンがあります。今回、ご紹介した様々なパターンから、どれに当てはまるのかを確認してみましょう。年数が経っていないエアコンの故障は、メンテナンス不足による機能低下が多いです。一度しっかり掃除するか、古くなっているようなら買い替えを検討するなど、使用されたいときに使えるように備えておきましょう。
そして、ご自身での回復が難しい場合は、エアコンの専門業者に相談されることをおすすめします。多くの場合が、修理で直るかと思いますが、年数が経過して劣化での不具合の場合、新品に交換をおすすめする場合もあるかと思います。
エアコンは、私たちの生活を快適にしてくれるアイテムの一つです。エアコンの調子をしっかりと整え、猛暑を乗り切りましょう。