お役立ちコラム

静電気は冬だけでなく夏にも発生します!効果のある対処法

夏 冬 静電気

みなさんは、静電気に悩んだ経験はございませんか?車に触れば”バチッ”となり、誰かに触ればバチッとなり、痛いしびっくりで、少しイライラしますよね。
冬だけに起こるかと思いきや、春が過ぎ、夏目前になっても、”バチッ”としたという経験があるという方もいるかと思います。今回は、夏場に起こる静電気のメカニズム・対処法を詳しく見ていきましょう。

冬だけじゃない!夏も静電気が発生します!

そもそも、静電気は、冬の乾燥が原因であったり、冬場に着用する服の繊維の特性が原因であったりします。しかし、夏場は乾燥していないので、何故静電気が発生してしまうのかが疑問です。また、静電気は、痛い・びっくりするだけでなく、体にも悪影響を及ぼします。
静電気が起きやすいのは通常は冬です。静電気の発生しやすい条件として、湿度20%以下、気温25度以下です。夏は、冬に比べ、空気中に湿気が多い状態です。湿気が多いということは、静電気が起きにくいということです。
しかし、実は、目には見えませんが、静電気はいつでも発生しています。湿気が多い夏は、電気が通りやすい空気中の水分に、体に帯電した静電気が自然と逃げていきます。なので、気温と湿度が高い夏は、通常は、静電気が起きにくいはずなのです。
しかし、静電気が発生する原因の一つの”乾燥”を引き起こすものに、エアコンがあります。空調が効いている場所=空気が乾燥している可能性があります。特に、エアコンの近くにいると、風を直で受けますので、影響を受けます。涼しいと、湿度が高いのか低いのか分からなくなりますので、湿度計を置いて湿度をチェックしてみるのもいいと思います。

静電気の悪影響

静電気は、手に触れると痛いだけでなく、人体に悪影響を及ぼします。静電気が発生するとき、人体では、ごくわずかですが、体内からカルシウムやミネラル、ビタミンCが流れ出てしまっています。摩擦によって起こる静電気は、どんどん体内に蓄積されていくのです。体内に蓄積されていくと、健康に影響が出てきます。筋肉の硬直による肩こり、腰痛、免疫力の低下、疲れやすくなる、貧血などの症状が出てくる場合があります。
静電気は、体内のカルシウム代謝を早める原因となり、疲れを蓄積させる原因となります。カルシウムの排出を補うためには、歯や骨のカルシウムが溶出して、血液に入ることになり、骨粗鬆症の要因の一つともなってしまいます。また、カルシウムが不足することで、精神的にイライラしたり、飽きっぽくなったり、出血時には血の固まりが遅くなるなどの、不都合な事態が起こってしまう可能性もあります。
また、体内に蓄積された静電気は、免疫力を下げてしまう場合もあります。免疫力が下がると、体調を崩しやすい状態に陥ります。また、静電気が蓄積されている状態だと、浮遊している物質を寄せ付けやすくなっています。空気中にあるホコリやダニ、ハウスダストなどを吸い込んでしまうことがあるのです。また、静電気でバチッとなるのは、意外にも結構ストレスとなります。ストレスは、遺伝子を変異させるくらいに、身体に悪影響を及ぼします。

静電気が起きやすい体質

静電気が起きやすい人というのは、肌の水分量に関係しています。静電気は、通常、体の水分を通して、電気が空気中に放電される仕組みになっています。しかし、肌が乾燥している状態だと、静電気が空気中に放電されにくくなってしまいます。放電されないということは、体内に電気が溜まってしまうのです。そうなると、金属部分に触れた時に静電気が発生するのです。


体内の水分不足 血液ドロドロ 静電気を溜めやすい

血液がドロドロになっているのは、体の水分が不足していることが原因になっているそうです。ほかにも、体内の水分が不足してしまうのは、睡眠時間が長いことや、コーヒーやお茶をよく飲むことが挙げられます。睡眠時間が長いと、何故水分不足になってしまうのかというと、寝ているときは、思っている以上に汗をかき、体内の水分を排出してしまっているのです。平均睡眠7時間以上の方は、要注意です。
また、水分補給に関しても、お茶やコーヒーは利尿作用があります。そこで、水やスポーツ飲料などの、体が吸収しやすい飲料を選ぶことがいいのだそうです。

静電気を放電するには?

静電気が体内に蓄積することで、健康に影響があります。健康を害さないためには、静電気を放出することが大切です。では、どのように、体内に蓄積された静電気を放出すればいいのでしょうか?いくつか方法があるので、見ていきましょう。

静電気除去グッズを利用する

最近は、静電気を取り除いてくれるグッズが数多く販売されています。ブレスレットや、キーホルダータイプのものがあり、大きさも小さく持ち運びに便利です。静電気が発生しやすいドアノブや車のドアとの接触の前に、1~2秒程度当てることで、放電してくれます。

電気の通りやすいものに触れる

帯電されていた静電気を放出する方法は、電気の通りやすいものに触れることです。静電気を穏やかに逃がせる部分として、木やアスファルト、レンガでできた壁です。これらの材質でできた壁や床に触れると、ゆっくりと静電気を放出することができます。

保湿をしっかり!

乾燥した手で金属部に触れると、静電気の発生を促してしまいます。そこで、ハンドクリームを塗って、手を潤しておく必要があります。保湿をするだけでも、静電気を除去する働きがあります。なので、乾燥肌の人は、ハンドクリームを塗って手を潤しておきましょう。また、手洗いも効果があります。常に潤っている状態にしておきましょう。

ガムテープを貼る

鉄に素材が近いゴムを成分としたガムテープをドアノブやハンガーの金属の部分に貼ることで、立派な静電気除去方法になります。
金属の部分にタッチする前にガムテープにタッチすることで体から放電するので、その後は直接触ってもOKです。

静電気を予防するには?

衣類の組み合わせを考える

摩擦によって起こる静電気は、衣類の組み合わせを変えると緩和される場合があります。天然の繊維である、木綿・絹・麻などは、静電気が発生しにくい性質を持っています。一方、合成繊維は静電気を起こしやすく、フリースとセーターを一緒に着ると摩擦が大きくなります。服の組み合わせを考えるときには、なるべく素材の近いものを合わせるようにしましょう。


       天然の繊維のものを選びましょう


<衣類の素材の帯電例>


帯電しやすい 帯電しにくい アクリル ポリエステル アセテート 麻 綿 レーヨン 絹 ウール ナイロン

上記の表を見ると、右側の素材はプラスに帯電しやすく、左側の素材はマイナスに帯電しやすくなります。この表のうち、プラスとマイナスが離れている組み合わせほど静電気を帯電しやすくなります。例えば、ポリエステルのブラウスを着たときはナイロンのスカートよりも綿のスカートのほうが静電気は発生しにくい性質があります。
ですので「重ね着をするときには、できるだけ同じ素材」でできている衣類を、またそれが難しい場合でも、できるだけ近い衣類の組み合わせを選ぶようにすれば、かなり静電気の発生を防止することができます。普段、服の素材についてはあまり意識しない分野ですが、静電気を避けるために、意識してみてはいかがでしょうか。

食べ物で体質を改善


大豆 ゴマ アーモンド 昆布 ひじき イワシ アジ マグロ

カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムを摂取!

静電気を予防するためには、食生活も重要なポイントです。人間の体は、弱アルカリ性の状態が一番健康だといわれています。つまり、放電しやすい体質を作るには、体を、「弱アルカリ性」にするのが一番いいのだそうです。逆に、酸性に傾いている人は、静電気を起こしやすくなるようです。ファーストフードやお菓子などの添加物が多く含まれた高カロリーのものを毎日大量に食べていると、その傾向にあるようです。これらの食べ物を毎日継続して食べていると、その味に慣れてしまい、それでないと美味しく感じない味覚になってしまうところが怖いところであります。また、これらの食べ物は、カロリーは多くても、食物繊維やタンパク質、ビタミンといった大事な栄養素をほぼ摂取することができません。
弱アルカリ性の体質を保つためには、カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムを摂取するのがいいそうです。具体的な食べ物では、大豆・ゴマ・アーモンド・昆布・ひじき・イワシ・アジ・マグロ・野菜・芋などがあります。
また、血液をサラサラにすることも重要なポイントです。ドロドロ血を改善する食べ物では、玉ねぎ、青魚、くるみなどのナッツ類が代表的です。弱アルカリ性の体質を保ち、血液をサラサラにすることで、マイナスイオンが増え、自然に放電され、静電気が起こることも少なくなっていくでしょう。

部屋の湿度を高くする

部屋が乾燥していると、静電気が空気中に逃げられないので電気を溜め込みやすくなります。
冬は、加湿器などを使い湿度を50~60%に保つようにしましょう。夏も、エアコンの風によって乾燥しがちですので、時々加湿器を運転させ、湿度を保つようにしましょう。
しかし、自宅であれば、防げることも、外出だと防げない状況も出てきます。ホテルに泊まる際や、オフィスなどの乾燥しやすい場所に長時間いなければいけない状況の時です。”加湿器がない!”という時でも、加湿器を使わずに、湿度を上げる方法はあります。
霧吹きを使ってカーテンやカーペットなどの布部分に水をかけることで、湿度を上げることができます。また、霧吹きがない!という場合もあるかと思います。そんな時には、一番簡単な方法として、濡らしたタオルを(軽く絞ったものを)部屋に置いてあるハンガーで吊るしておくといいでしょう。その他にも、コップに水を入れて置いておくだけでも、多少は湿度を上げることができます。これらの方法はとても簡単ですので、ぜひ試してみるといいでしょう。

まとめ

静電気は、水分不足・血液がドロドロになっている人に起こりやすいことが分かりましたね。
対策として、水分をきちんと摂ったり、弱アルカリ性体質を作るために食べ物に気を付けたり、きちんと保湿を行ったりと、放電対策を行うことが必須です。
また、静電気が起こりそうな場面の前には、手洗いをするのもおすすめです。また、金属部分に触れる前に、壁などを触ることで、放電させることができます。この方法は、身近な場所でいうと、ガソリンスタンドでも用いられています。また、水分が不足していなくても、血液がドロドロの人は、静電気を溜めやすいので、食生活の改善から見直すといいでしょう。静電気だけでなく、生活習慣病からも身を守ることができます。
静電気は、起こると、痛いだけでなく、体にも害を及ぼします。静電気に悩んでいる方は、今回ご紹介した対策を基に、ぜひ静電気対策を実行してみましょう。