お役立ちコラム

電気代がさらにお得に!ご飯を美味しく炊く方法とは?

炊飯器 節約 電気代

炊飯器は、ほとんどのご家庭で、毎日使用されます。そんな炊飯器ですが、大概「早炊き」モードが搭載されています。通常、炊飯器でご飯を炊くとき、普通炊きと早炊きのどちらを使用されていますか?早炊きの方が、約半分以下の時間で炊けるため、早く炊きたいとき、時間がないときに早炊き機能を使用されるという方もいるかと思います。早く炊けるということの他に、「早炊き」と「普通炊き」の違いは、他にもあるのでしょうか?炊き上がりまでの時間だけでなく、電気代や味にも違いがあるのであれば、今後、使い分けていきたいところではあります。そこで今回は、炊飯器の「早炊き」と「普通炊き」の違いについてみていきます。

「普通炊き」と「早炊き」の工程

普通炊き


余熱 沸騰 沸騰維持 蒸らし

「普通炊き」スイッチを押すと、炊飯器の中では、余熱→沸騰→沸騰維持→蒸らしの順に、工程が進みます。余熱では、水の温度をじわじわと上げながら、お米にじっくり水を吸わせます。水の状態から温度を約50℃まで上げます。機種によって温度は異なります。この工程では、米の中にじっくりと水を吸収させることで、炊きムラを防ぐ効果があります。
その後、沸騰した水でお米を炊き上げます。蒸らしまで完了したら、炊き上がりのブザーが鳴ります。といったことから、近年の炊飯器は、水を吸わせるところから蒸らしまでの工程も含まれているため、お米を炊く前に水に浸けておく必要がないですし、炊き上がりも蒸らしまでする必要がありません。こちらの通常の炊飯機能でお米を炊く場合は、お米が炊けるまで、約1時間前後の時間が必要です。

早炊き


沸騰 沸騰維持

一方、「早炊き」の場合は、沸騰→沸騰維持の工程のみです。「余熱」と「蒸らし」の工程が省かれています。「余熱」が省かれている分、スタートした時点から、一気に水を加熱し、炊き上げます。また、「蒸らし」の工程も多少省かれます。炊飯を行っている時間は変わりませんが、「給水」と「蒸らし」を短時間で行うことで、早炊きを実現しているのです。
「早炊き」機能を利用すると、炊けるまでの時間は20~30分くらいで炊ける場合がほとんどです。早炊きの場合だと、時間の短縮に繋がるため、通常の1/2の早さでお米が炊き上がります。

味の違い


白米

ご飯を炊く上で、一番重要な味の面ですが、普通炊きと早炊きに差は出るのでしょうか?
味に関しては、お米のメーカーや研ぎ方、時期などによって違いがあり、感じ方にも個人差があります。普通炊きの際の、最初にお米にしっかりと浸水・給水をさせることで、お米の甘味を引き出してくれ、炊いた時にふっくら感が増す効果があります。
一方、早炊きの場合は、前後の工程を省いていますので、甘味やふっくら感は、普通炊きよりも劣ると考えられます。そこで、普通炊きの方がご飯が美味しく炊けるということになるでしょう。早炊きにすると、普通に炊くよりも、固めに炊き上がります。固めが苦手な人はまずいと感じるかもしれません。しかし、固めのご飯が好きな人や、ちらし寿司を作りたいときにはピッタリの設定です。
しかし、炊き上がりは、どちらも熱々でほかほかで美味しいため、炊き方が違ってもそんなに大差はないように感じます。時間が経つと、早炊きの方が、水分が飛びやすいという傾向があります。ですので、早炊きで炊いた場合は、炊いた後にすぐに食べ終わってしまった方がいいでしょう。また、家族の帰宅時間がバラバラの場合は、普通炊きで、少しの時間保温しておくのがいいでしょう。

電気代は?

早炊きは、炊飯時間が短い分、電気代が安いというイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
実は、普通に炊くよりも、早炊きの方が電気代が高いのです。とはいっても、極わずかな差です。普通炊きの場合、1回5円程度で炊き上がりますが、早炊きの場合は7円程度かかります。1回あたり、2~3円程度の差が出ます。炊飯器を稼働させる時間は短いのに、何故、早炊きの方が電気代が高いのかというと、早炊きの場合、水を急速に沸騰させ、一気に炊き上げます。短時間で高温にする必要があり、消費電力が通常コースに比べて大きい傾向にあります。短時間での突発的な出力は、余計に電気代を上げてしまいます。
もしも、電気代を節約したい場合には、「エコ炊飯」と呼ばれるモードを使用しましょう。


炊飯器 電気代

弊社同サイトの、「やってみたシリーズ」にて、炊飯器(3合炊きの炊飯器)の炊いたときの電気代を調べた記事はこちらです。こちらの検証では、お米3合を普通に炊いた場合、3.12円かかりました。

実は、「保温」が一番電気代がかかります!

実は、みなさんがよく利用する「保温」機能が一番電気代がかかります。保温については、12時間で約5円程度かかります。もしも、丸一日保温機能を使っていたとしたら、10円程度は電気代がかかってしまうことになります。
ですが、24時間で10円は安いと感じてしまいますが、ご飯を冷凍させて食べるときに電子レンジを使って解凍する場合と比較するとどうでしょうか?1食あたり、大体1円前後しかかかりませんので、冷凍してから電子レンジでチンした方がお得ですね。また、冷蔵よりも冷凍の方が、より新鮮な状態を保ってくれます。食事が終わって一段落したら、すぐに冷凍してしまうことをおすすめします。
また、保温は、電気代以外にもデメリットがたくさんあります。水分が無くなりぱさついて固くなったり、お米の色が黄ばんでしまうことがあります。実際に、保温にしておいて、こういった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?味が悪くなり、ご飯を捨ててしまうことも、節約の大きな敵です。電気代以外に、味・見た目の面に関しても、半日以上の保温機能を使うのはやめた方がいいでしょう。

ご飯は一度にたくさん炊いた方が電気代がお得です!


白米 冷凍

炊飯器は、毎日使うものです。毎日使うもの程、ちょっとした工夫で節約することができます。まずは、家族の人数に合った機種を選ぶことが大切です。
また、電気代を節約する一番の方法は、保温時間をできるだけ短くすることです。8時間以上保温するのであれば、2回に分けて炊いた方が電気代はお得です。
1日2回も炊くのが面倒な場合は、一食分食べる分だけ炊くのではなく、できるだけまとめて炊くことで、電気代は違ってきます。全く使用しないというのは難しいですが、保温したとしても、できるだけすぐにスイッチを消して、冷凍保存した方がお得です。すぐに冷凍すれば、炊き立ての美味しさのまま冷凍保存することができます。
こういったことから、最も節電になる方法は、まとめて朝に炊き、保温をせずに冷凍保存をし、食べるときに電子レンジでチンをするという方法でしょう。


炊飯する 残った分を冷凍保存 食べる際に電子レンジでチンする

使用しない時はプラグを抜きましょう!


プラグ

使用しない時は、プラグを抜くことで、さらに節約に繋がります。コンセントにプラグを差しておくと、待機電力がかかります。わずかな電気代ではありますが、意識して抜き差しすることで、年間で大きな違いになることもあります。

まとめ

炊飯器は、毎日美味しいごはんを食べるためにとても便利な道具です。長い時間保温してしまったり、1日に何度も炊飯をすると、電気代が割高になってしまいます。早炊きと普通炊きは、電気代のわずかな違いと、炊き上がり後にすぐに食べきってしまうのかによって、炊き方を使い分けるといいでしょう。炊き上がりを急ぐ場合は、早炊きで炊き、時間に余裕がある場合は、普通炊きをした方が、電気代もお得で、冷めた時も美味しさをキープできるので、おすすめです。
1年のうちにほぼ毎日使用している炊飯器は、便利なだけ、電気代もかかるものです。炊飯器は、炊いたご飯を保温しておく道具ではないので、上手に利用し、電気代を節約しましょう。電気代を節約する方法としては下記の方法があります。

  • 一度にたくさん炊く
  • 炊いたら保温せずに小分けにして冷蔵庫へ
  • コンセントを抜く

一度にたくさん炊くと、炊飯の電気代も節約できますが、お米を洗う水道代の節約にも繋がります。また、炊いてすぐに小分けして冷凍庫に入れることで、保温代の節約になり、ご飯も傷みにくく、炊き立ての美味しさもキープすることができます。「チリも積もれば山となる」ということわざがあるように、炊飯器の節約法は、一つ一つはわずかな電気代の削減にはなりますが、いくつも合わせて実践することで、年間で見た際に、お得になります。照明や冷暖房とは違って、今まで意識されにくかった炊飯器の節約術ですが、その日の用途によって使い分けて、より美味しいご飯を炊くことや、節約に繋がるといいです。